7月3日、中電系の変圧器メーカーである愛知電機（6623）から、2023年3月期の株主優待と期末配当（80円）が届いたのである。愛知電機の株主優待は、3月末、保有期間1年以上、100株以上で、次のとおり3,000円相当の選べるギフトが貰えるのである。選択肢は12種と少々少ないが、夏はやっぱりアイスではないが、お抹茶アイスセット（京都 北川半兵衛）に決定したのである。
4月28日に発表された2023年3月期決算短信によれば、売上高1,142億円（前期比21.1％増）、営業利益75億円(同12.6％増）、経常利益87億円（同10.4％増）、純利益59億円（同7.0％増）、1株当たり利益627.44円（前期586.37円）、配当160円（前期150円）、配当性向25.5％（前期25.6％）と、増収・増益・増配なのであるが、特別損失（海外関連会社の出資金等評価損3億3千8百万円）を計上したため純利益は少々見劣りするのは残念なのである。好調な理由について、愛知電機は、「回転機事業が好調であった」と説明しているのである。
2024年３月期通期業績予想について、売上高1,250億円（前期比9.4％増）、営業利益70億円（同6.7％減）、経常利益70億円（同20.4％減）、純利益49億円（同17.7％減）、1株当たり利益516.34円、配当予想160円（配当性向31.0％）と増収・減益を予想しているのである。直近の配当は、2019年3月期と2020年3月期は90円と同額であったが、2021年3月期93円、2022年3月期150円、2023年3月期160円と3期連続増配、そして2024年3月期は減益予想の上、配当予想は前期と同額の160円なので連続増配が途切れるかもしれないのである。
