10月6日、総合スーパーイオン(8267)から、黒字転換した2022年2月期第2四半期決算短信が発表されたのである。営業収益は過去最高の4兆3,449億円(前年同期比1.7%増)、営業利益777億円(同129.4%増)、経常利益779億円(同178.6%増)はいずれも大幅増益、純利益45億(前年同期純損失575億円)と黒字へ転換したのである。前年同期より改善している要因とし、イオンは「継続する内食需要への対応を強化したSM(スーパーマーケット)事業、DS(ディスカウントストア)事業、調剤併設型ドラッグストアの展開を加速するヘルス&ウエルネス事業は、コロナが拡大する前の2020年2月期第2四半期連結累計期間を上回るセグメント利益を計上しました。GMS(総合スーパー)事業、総合金融事業、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業、国際事業は上記の外部環境の影響を受けたものの、オンライン販売の強化やコスト構造改革等、成長の基盤作りを推進し、前年同期比で損益改善しました。」と説明しているのである。
最後に2022年2月期業績予想について、営業収益8兆6200億円(前期比0.2%増)、営業利益2000億円~ 2200億円(同32.8%~46.1%増)、経常利益1900億円~ 2100億円(同36.9%~51.3%増)、純利益200億円~300億円と変更は無く、配当予想も年間36円と前期と同額を維持しているのであるが、ご主人は純利益の進捗率が22.5%~15%と低いのが少々気になるのである。