2月17日、再生可能エネルギー発電設備等(今のところ太陽光発電のみ)への投資を行っているタカラレーベン・インフラ投資法人(9281)から第12期(2021年6月~2021年11月)の分配金と資産運用報告が届いたのである。5月、11月が権利月の上場株式は少なく、ご主人のポートフォリオの中では、リートのアクティビア・プロパティーズ投資法人とインフラファンドのタカラレーベン・インフラ投資法人のみなので、貴重なのである。カラレーベン・インフラ投資法人は、東証が開設したインフラファンド市場に上場した第1号(2016年6月上場)なのである。インフラファンドは、投信法に基づき再生可能エネルギー発電設備や公共施設運営権等のインフラ施設を投資対象とし、仕組みはリートに似ているのである。
インフラファンドの特徴は、その収益の安定性で、分配金にもよく表れており、フル稼働した2017年以降分配金は6,607円、7,847円、7,223円、7,382円、7,154円、そして2022年予想分配金は公募増資ためか多少低下して6,850円なのである。売電価格は長期にわたって固定化されているので、収益は発電量に左右されるが、天災で太陽光発電パネルが損傷しない限りは日照時間に左右され、日照時間は長雨でもない限りは年によって大きく変わるわけではないので、当然の帰結なのである。その特徴のためか、上場来約6年投資口価格は多少の上下はあるものの概ね10万円~13万円で推移し、当然ながらその時の経済情勢よって多少影響を受けるがリートより安定しているのが特徴である。
2月22日の投資口価格終値は106,700円、2022年予想分配金が6,850円なので、分配金利回りは6.42%と高いのである。因みに、ご主人は2017年に97,400円で購入しているので、投資口価格は9.55%とあまり上昇していないものの、その投資利回りは、2021年(実績)7.34%、2022年(予想)6.78%とかなり高い投資利回りを達成しているのである。