GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

タカラレーベン不動産投資法人から第8期の分配金と最後の投資主優待が届いたのである

 5月16日、タカラレーベン不動産投資法人(3492)から、第8期(2021年9月~2022年2月)の分配金と最後の投資主優待が届いたのである。タカラレーベン不動産投資法人の投資主優待は、2月末、8月末、10口以上の保有者に、ヤマダ電機ベスト電器などで使用できる投資主買物優待券(500円×5枚)なのである。使い方は買物金額1,000円毎に1枚利用でき、1会計で最大50枚まで利用できるのであるが、ヤマダホールディングス(9831)の株主優待券と併用する場合には、「片方の優待券利用後の残金に対し、もう片方の優待券のご利用が可能」なのである。例えば、2,000円の買物場合、ヤマダホールディングスの株主買物優待券500円×2枚利用し、残額の1,000円にタカラレーベン不動産投資法人の投資主買物優待券500円×1枚が利用できるのである。つまり、最大75%を株主優待券と投資主買物優待券で支払いができるのである。なお、タカラレーベン不動産投資法人の投資主買物優待券は、残念なことに、第8期を最後に廃止(詳細は4月17日参照)となったのである。

投資主買物優待券

 タカラレーベン不動産投資法人は、メインスポンサーがマンション・デベロッパーのタラレーベン、サブスポンサーがPAGインベスト・マネジメント、共立メンテナンス(9616)、ヤマダホールディングス(9831)が名を連ね、オフィス、住居(賃貸住宅)、商業施設、ホテルに投資する総合リートなのである。2018年7月に上場した新しいリートなのであるが、フル稼働した第2期(2018年9月~2019年2月)の分配金は3,398円、以後4,693円、3,693円、3,029円、3,100円、3,156円、そして今期3,120円、不動産売却益が含まれるため分配金に少々ブレはあるが、コロナ禍でもホテルの比率が低いこともあり、賃料収入ベースでは毎期3,000円程度の安定した分配金を出しているのである。そして、稼働率は2022年2月現在99.0%と高いのであるが、オフィスの賃料動向は、引上げよりも引下げが多いこともあり、次期以降の分配金予想は、第9期2,930円、第10期2,700円と漸減傾向なのは気がかかりなのである。

 因みに、第9期及び第10期の分配金予想は計5,630円、5月27日の投資口価格終値は118,200円なので、予想分配金利回りは4.76%、ご主人は平均90,061円で購入しているので投資利回りは6.25%とまあまあの数字なのである。