今週は、アメリカ市場が金利引き上げに伴い大きく乱高下したものの、ＴＯＰＩＸ（前週比+0.86％）、日経平均株価（前週比+0.58％）とも2週間ぶりの上昇、日本は大型連休中ということで株式市場は2日間のみということで変動幅は小さかったのである。ウクライナ戦争、ロシアへの経済制裁、中国のロックダウンなどに伴う供給制約による原油高、資源高、食料高、コロナ禍からの復活に伴うインフレ（金利上昇）、アメリカの金融引締強化など、相変わらず世界的には懸念材料は事欠かないのである。日本は1ドル130円の円安、ご主人は、円安と原油・資源・食料の高騰と相まって輸入品の価格上昇、ひいては消費者物価・企業物価の上昇、消費・投資の冷え込みという悪循環が、日本経済を冷え込ませる可能性が気になっているのである。
ご主人のポートフォリオは、ＦＰＧ、ケーヨーなど大きな上昇もあり、前週比+0.21％と5週間振りにプラスとなったが、昨年急上昇したベネフィット･ワンが5月6日ザラ場で1,916円と4週連続年初来安値更新したのが足を引っ張り、ＴＯＰＩＸ、日経平均株価にも及ばなかったのである。
今週の主なプラス要因は、ＦＰＧ（7148）+5.91％、ケーヨー（8168）+3.50％、稲畑産業（8098）+3.43％、フジ（8278）+2.71％、サムティレジデンシャル投資法人（3459）+2.51％、などである。主なマイナス要因は、ベネフィット･ワン（2412）-3.61％、バリューＨＲ（3397）-3.44％、トリドールホールディングス（3397）-3.01％、リンガーハット（8200）-1.78％、ＧＬＰ投資法人（3281）-1.76％、などである。
今週のトピックスは、5月2日、ティーガイア（3738）から、株主優待制度の一部変更（保有期間半年以上の条件の導入と保有期間3年以上の長期保有株主を優遇）が発表されたのが大きなニュース（詳細は5月3日参照）なのである。また、年初来高値更新したのはケーヨー（8168）、2種連続のサムティレジデンシャル投資法人（3459）、そして3週連続のホットランド（3196）なのである。
