12月に入り、2023年9月期の期末配当と2024年3月期第の中間配当が続々と届いているのである。そして、12月25日、今年最後となるFPG(7148)とアビスト(6087)の配当が届いたのである。ということで、2023年の配当を総括するのである。
退職する2020年以降は年間配当総額500万円(源泉徴収前、以下同じ)を目標としてきており、2019年に501万円と1年早く目標を達成したので、2020年以降の目標達成は楽勝かと思ったら、全く予想外のコロナ禍で、2020年461万円、2021年478万円と、500万円に届かず苦戦したのである。これはコロナ禍により、外食業界、ホテル業界、エンタメ業界の時短・休業・自粛により、減配・無配が相次いだためであり致し方ないのである。そして、コロナ禍の規制が緩くなってきた2022年は、配当総額は525万円と3年振りに目標達成し、2023年は546万円と余裕で、目標を達成できたのである。目標達成できた要因は、5月に新型コロナが5類に移行しコロナ禍規制が解除され生活の正常化が進み、外食産業が復活したのが大きいだけでなく、他の業界でも増収・増益・増配が相次いだためなのである。とは言え、依然としてコロナ禍前の業績まで回復していない企業もあるうえ、ケーヨーとベネフィット・ワン(2412)がTOBの対象となり、その配当約35万円の穴埋めをしなければならないので、2024年も配当総額500万円以上を達成するのは楽勝ではないのである。
因みに、配当額トップ10は次のとおり、そして上位は、配当そのものは安定しているが、増配率が低いというか伸び悩んでいる銘柄ばかりで、ご主人は増配率が大きい7位FPGと11位の三菱HCキャピタル、そしてコロナ禍からの完全復活が望まれる共立メンテナンスの2024年の活躍を期待しているのである。
配当額トップ10(源泉徴収前)
②ノエビアホールディングス 440,000円
③ベネフィット・ワン 334,800円
④ソフトバンク 301,000円
⑤スターアジア不動産投資法人 292,315円
⑥サムティレジデンシャル投資法人 278,992円
⑦FPG 255,000円
⑧日本リート投資法人 201,216円
⑨大和工業 180,000円