ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、2023年の配当実績と判明している配当予想の合計で536万円(前月比+7万円)が見込まれ、目標達成は確実な状況なのである。7月の増加要因は、5月期決算のリート(アクティビア・プロパティーズ投資法人)の分配金の上振れ、FPG500株購入と9月期配当予想の上方修正等なのである。
7月31日現在、ポートフォリオ時価総額は197百万円、前月末比+1.20%と2ヶ月連続増加し、日経平均株価(同-0.05%)は7ヶ月ぶりに上回ったものの、TOPIX(同+1.48%)は7ヶ月連続下回ったのである。外食、リース業、鉄鋼業が好調だったほか、組入比率6位のソフトバンクの値上りがあったが、少々低調なリート(-1.05%)と組入比率2位のベネフィット・ワン(+0.10%)、組入比率3位のノエビアホールディングス(-0.91%)が足を引っ張った形なのである。FPGは500株追加購入と値上りにより組入比率2.43%と上昇、前月11位から8位まで上昇したのである。なお、FPGは、7月27日、2023年9月期を最後に株主優待の廃止を発表したが、同時に増配予想も発表したためか、株価は一時下落したもののその後は上昇したのである。
個別のプラス要因は、コロナ禍からの正常化、バリューブーム、PBR改善ブームに乗って、サイゼリヤ、日本製紙、トリドールホールディングス、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、吉野家ホールディングス、ジェイグループホールディングス等、好調なリース業のSBIリーシングサービス、三菱HCキャピタル、FPG等、多くの銘柄が上昇し、また、東京製鐵(5423)の通期業績予想の上方修正(7月21日)をきっかけに鉄鋼業全般の値上りが神戸製鋼所、大和工業、東京鐵鋼にも波及したのである。
年初来高値更新は、32社(トリドールホールディングス、ティーガイア、コメダ、日本製紙、三ツ星ベルト、ニチリン、神戸製鋼所、大和工業、東京鐵鋼、アビスト、FPG、イオン、みずほリース、リコーリース、三菱HCキャピタル、オリックス、USEN-NEXT HOLDINGS、ソフトバンク、王将フードサービス、ジェイグループホールディングス、WDI、SFPホールディングス、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、サイゼリヤ、吉野家、NECキャピタルソリューション、モスフードサービス、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人、アクティビア・プロパティーズ投資法人、Oneリート投資法人、日本リート投資法人、サムティレジデンシャル投資法人)と6月よりも2者多かったのである。また、今期の好業績予想・増配が評価され、コメダホールディングス、トリドールホールディングス、大和工業、みずほリース、三菱HCキャピタル、WDIの6社が上場来最高値更新したのである。
個別のマイナス要因は、理由不明だが年初以来ジリ貧のバリューHR、反動落の立花エレテック、KDDI、イオンモール、7月末権利落ちケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人、サムティレジデンシャル投資法人、スターアジア不動産投資法人のほか、スターツプロシード投資法人などリートが奮わない点が挙げられるのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 8.80% 騰落率 +1.92%
2位② ベネフィット・ワン 比率 7.13% 騰落率 +0.10%
3位③ ノエビアHD 比率 5.49% 騰落率 -0.91%
4位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 4.34% 騰落率 +0.83%
5位⑤ サムティレジデンシャル投資法人 比率 3.31% 騰落率 -2.35%
6位⑦ ソフトバンク 比率 2.80% 騰落率 +2.47%
7位⑥ スターアジア不動産投資法人 比率 2.77% 騰落率 -3.04%
8位⑪ FPG 比率 2.43% 騰落率 +8.12%
9位⑧ ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人比率 2.37% 騰落率 -5.04%
10位⑩ 三菱HCキャピタル 比率 2.33% 騰落率 +9.99%
現金 比率 16.86%
騰落率ベスト5
1位 サイゼリヤ +23.67%
2位 神戸製鋼所 +16.64%
3位 日本製紙 +16.64%
4位 SBIリーシングサービス +12.25%
5位 トリドールHD +11.96%
騰落率ワースト5
1位 バリューHR -9.36%
2位 立花エレテック -7.69%
3位 KDDI -5.91%
4位 イオンモール -5.62%
5位 ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 -5.04%