6月9日、オートバックスセブン(9832)から、2022年3月期の定時株主総会招集通知とスマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。5月10日に発表された2022年3月期決算短信によれば、売上高2,285億円(2022年3月期期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため前期と比較できず)、営業利益115億円(前期比9.2%増)、経常利益112億円(同0.2%増)、純利益70億円(同0.6%減)、1株当たり利益89.17円(前期88.28円)、配当60円(前期60円)と、コロナ禍からの回復が遅れているのである。その要因としては、国内のオートバックス事業は順調に回復しているが、ディーラー・BtoB・オンラインアライアンス事業、海外事業、その他の事業に、いずれも損失が発生しており、国内オートバックス事業に次ぐ事業が育っていないのである。
2023年3月期業績予想は、「依然として新型コロナウイルス感染症の影響が不透明であり、その長期化が予想されること」から、売上高2,300億円(前期比0.6%増)、営業利益100億円(同13.4%減)、経常利益103億円(同8.4%減)、純利益69億円(同1.6%減)、1株当たり利益88.54円と慎重な予想をしており、配当予想は60円を見込んでいるのである。
最後に、オートバックスセブンの株主名簿管理人が三井住友信託銀行証券代行部ということで、昨年と同様に「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権の行使後に、アンケートにご協力頂いた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内なのである。ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。アンケート内容は、専ら株主の属性と王将フードサービスに対する期待、投資方針などである。因みに、2022年はこれで累計18回行ったので、プレゼントが当たる確率=1-すべてハズレの確率=1-0.99¹⁸=1-0.8345=0.1655、つまりプレゼントが当たる確率は16.55%なのである。