4月28日、今年NISAで購入したNECキャピタルソリューション(8793)から、2023年3月期決算短信が発表されたのである。売上高2,581億円(前期比3.3%増)、営業利益117億円(同12.1%増)、経常利益124億円(同8.9%増)、純利益64億円(同7.5%減)、1株当たり利益298.14円(前期322.37円)、配当110円(前期74円)、配当性向36.9%(23.0%)なのである。2023年1月30日公表した業績予想の修正を下回っている点について、NECキャピタルソリューションは、「2023年1月30日に業績予想の修正を公表後、インベストメント事業、リース事業において与信コストの発生があったことなどによるものであります。」と説明しているのである。そして、大勢に影響は無いということで、配当予想どおり110円の配当が実施されたのである。
2024年3月期通期業績予想は、売上高2,600億円(前期比0.7%増)、営業利益120億円(同0.7%増)、経常利益120億円(同0.5%増)、純利益75億円(同16.8%増)、1株当たり利益348.37円、配当予想130円(配当性向37.3%)と増収・増益・増配を予想しているのである。直近の配当は、2020年3月期と2021年3月期は60円と同額であったが、2022年3月期74円、2023年3月期110円と2期連続増配、そして2024年3月期配当予想130円なので3期連続増配見込みなのである。
因みに、5月2日の株価(終値)は2,687円、2024年3月期の配当が130円なので、配当利回りは4.84%となるのである。ご主人は2,450円で購入しており、株主優待(3,000円相当のカタログギフト)と併せて、予想投資利回りは6.53%になるのである。