5月5日、イオン(8267)から2023年2月期の配当金(18円)、定時株主総会招集通知、三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。
今回の定時株主総会の注目点は、インターネットのライブ中継を見ながら、質問や議決権行使ができるインターネット出席型株主総会が導入されたのである。そして、会場での出席も、インターネットで出席も、事前に登録が必要となるのが注意点なのである。なお、視聴のみの場合、事前登録は不要なのである。
今回も、次のとおりイオンは議決権を行使した株主全員にイオン、イオンスタイル等で1日限り利用できる「株主さまご優待パスポート」がプレゼントされるのである。パスポートの特典は、食品、日用品等は5%引き、衣類等は10%引きなど、イオンクレジットのバースデーパスポートとほぼ同じなのである。さらに、スマート行使での議決権行使後アンケートに回答すると、イオンから抽選で3,000円の商品券を300名にプレゼントなのである。300名にプレゼントと言っても、イオンの株主数は908,221名(2023年2月末現在)と非常に多く、仮に株主の1/3がスマート行使をすれば当選確率は0.1%、とても当たりそうもないレベルなのである。
また、三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画は、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権行使の後に、アンケートにご協力いただいた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」という内容なのである。ということで、お得に聡いご主人は、早速スマート行使とアンケートに回答したのである。結果は株主総会開催月(5月)の翌々月末頃、つまり7月末頃に結果が判明するのである。アンケートは株主の属性に関することと電子格子に関する意見のみなので、他社のアンケートに比べシンプルなのである。
因みに、2023年はこれで合計9回のスマート行使なのである。9回のスマート行使で1回でも当たる確率=1-(9回すべてハズレの確率)=1-0.99⁹=1-0.9135=0.0865、つまり8.65%の確率なのである。