GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

吉野家ホールディングスから株主優待と定時株主総会招集通知が届いたのである

 

株主優待券1冊

 5月5日、吉野家、はなまるなどを展開する吉野家ホールディングス(9861)から、2023年2月期の株主優待と定時株主総会招集通知が届いたのである。吉野家ホールディングス株主優待は、2月末、8月末、次のとおり保有株数に応じた株主優待券(有効期限1年)なのである。また、近所に店舗がない人は、株主優待券1冊(10枚5,000円分)を送り返すと、牛丼、牛鍋丼など13食の株主優待商品セットと引き換えることができるのである。

株主優待制度

株主優待商品セット


 最後に、4月12日に発表された2023年2月期決算短信によれば、売上高1,680億円(前期比9.4%増)、営業利益34億円(同45.2%増)と増収・増益であるが、感染拡大防止協力金等が48億円(前期131億円)に減少したため、経常利益87億円(同44.1%減)、純利益73億円(同10.9%減)、1株当たり利益111.86円(前期125.54円)、配当10円(前期10円)、配当性向8.9%(前期8.0%)と減益なのである。セグメント別では、吉野家の売上高1,137億円(前期比6.3%増)、利益62億円(前期比14.6%減)、海外の売上高253億円(前期比12.7%増)、利益13億円(前期比20.7%増)と好調なのであるが、はなまるは売上高253億円(前期比18.2%増)、損失2億円(前期損失13億円)と大きく回復はしたものの、コスト上昇の影響で黒字転換までには至らなかったのである。

 2024年2月期業績予想は、売上高1,760億円(前期比4.7%増)、営業利益46億円(同33.9%増)、経常利益47億円(同46.2%減)、純利益24億円(同66.8%減)、1株当たり利益37.11円、配当予想10円(配当性向26.9%)を見込んでいるのである。コロナ禍から回復し、売上高、営業利益は増加するものの、感染拡大防止協力金等がゼロとなるので、利益面は大きくダウンするのである。