7月28日、FPG(7148)から、「2022年9月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。お知らせによれば、2022年9月期業績予想は、売上高490億円⇒565億円、営業利益97億円⇒110億円、経常利益100億円⇒115億円、純利益67億円⇒77億円、1株当たり利益78.45円⇒90.16円と、いずれも上方修正されたのである。この上方修正について、FPGは「リースファンド事業におきましては、組成を積極的に行うとともに、収益率の高い案件の出資金販売が好調に継続した結果、第3四半期累計期間の売上高が前年度通期実績値を超過する見通しとなりました。また不動産ファンド事業につきましても、旺盛な需要のもと、積極的な組成を行うとともに販売が好調に推移し、第3四半期累計期間の売上高が従前の通期予想値を超過する見通しとなりました。」と説明しているのである。
これに伴い、配当予想も修正され、40円⇒46円(配当性向51.0%)と修正され、前期(18.5円)から約2.5倍の増配見込みなのである。増配について、FPGは、「株主還元につきましては、持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向50%を目安としております。今般、業績予想を上方修正したことに伴い、上記の基本方針を踏まえまして、当期の配当予想を1株当たり46円00銭に修正いたしました。」と、説明しているのである。
なお、FPGは、1月31日と4月26日に、「2022年9月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しているので、コロナ禍からの急回復により今期3回目の上方修正及び増配ということなのである。