12月11日、ヤマダホールディングス(9831)から、2024年3月期第2四半期の株主優待が届いたのである。ヤマダホールディングスの株主優待は、次のとおり3月・9月末、保有株数に応じて、株主買物優待券(有効期限半年)が貰えるのである。
株主買物優待券は、(株)ヤマダデンキの各店舗(LABI、テックランド、ヤマダアウトレット、家電住まいる館、ベスト電器、TSUKUMOなど)、(株)イーウェルネス(キムラヤ)で利用できるのである。利用条件は、税込合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに1枚(500円)の優待券が利用可能で、1回の買物での最大利用枚数は50枚なのである。
11月4日に発表された2024年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高7,752億円(前年同期比0.1%増)、営業利益203億円(同3.0%増)、経常利益236億円(同1.1%増)、純利益132億円(同24.9%減)、1株当たり利益19.13円(前年同期21.11円)、相変わらず苦戦しているのである。純利益の減少の要因について、ヤマダホールディングスは、「前年度におけるグループ通算制度適用による繰延税金資産の計上及び子会社グループ再編に伴う欠損金の引継等による法人税等が減少した影響であり、この特殊要因を除くと親会社株主に帰属する四半期純利益は対前年同期で12.2%増の増益となります。」と説明しているのである。
2024年3月期通期業績予想については、10月28日に下方修正され、売上高1兆6860億円(前期比5.3%増)、営業利益505億円(同14.6%増)、経常利益551億円(同10.1%増)、純利益319億円(同0.2%増)、1株当たり利益46.13円が見込まれているが、配当予想は未定となっているのである。