12月12日、ヤマダホールディングス(9831)から、2023年3月期第2四半期の株主優待が届いたのである。ヤマダホールディングスの株主優待は、次のとおり3月末、9月末、保有株数に応じて、株主買物優待券(有効期限半年)が貰えるのである。
株主買物優待券は、(株)ヤマダデンキの各店舗(LABI、テックランド、ヤマダアウトレット、家電住まいる館、ベスト電器、TSUKUMOなど)、(株)イーウェルネス(キムラヤ)で利用できるのである。利用条件は、税込合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに1枚(500円)の優待券が利用可能で、1回の買物での最大利用枚数は50枚なのである。
11月4日に発表された2023年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高7,746億円(前年同期比3.2%減)、営業利益197億円(同43.6%減)、経常利益233億円(同40.5%減)、純利益176億円(同41.2%減)、1株当たり利益21.11円(前年同期36.43円)、大苦戦しているのである。このような減収・減益の要因は、コロナ禍による一過性の巣ごもり需要反動減、販売価格上昇による需要減退、DX推進への先行投資費用、エネルギー価格の上昇等による販売管理費の増加、円安や建築資材の高騰による原価上昇等が挙げられるのである。
2023年3月期通期業績予想については、10月28日に下方修正され、売上高1兆6940億円⇒1兆6470億円(前期比1.7%増)、営業利益739億円⇒611億円(同7.0%減)、経常利益800億円⇒675億円(同9.0%減)、純利益519億円⇒436億円(同13.8%減)、1株当たり利益59.48円⇒54.06円が見込まれているが、配当予想は未定となっているのである。