ご主人は、バンコクの変化を感じるため、時間がある時は、散歩、スーパーマーケットの散策を行っているのである。この1年の変化としては、スーパーマーケットの野菜売り場が劇的に変化しているのである。
コロナ禍前は、海外旅行がブームとなり、特に日本の査証免除となったことと日本の食材自体に人気もあり、日本旅行がブームとなったのである。そして、日本で飲食した経験から、輸入した食品、食材、特に日本産のものが人気のある高級品として扱われ、果物、牛肉などど並んで、売り場の花形であったのである。ところが、コロナ禍を経て、健康がブームとなり、輸入野菜は肩身が狭くなり、いたるところに「organic」の文字、タイ国内産の有機栽培野菜が売り場の花形なのである。
果物も、コロナ禍前は、日本産のリンゴ、ミカン、柿、ブドウ、苺、メロンなどが大きく目立って陳列されていたが、今は一応健在であるものの売り場は狭くなり、豪州産、アメリカ産、日本の品種を盗んだ韓国産や、品質向上著しいタイ国内産などが一段と増加しているのである。