1月4日、エッグスンシングス、サラベス、カプリチョーザなのど人気のレストランを展開しているWDIの株価は、前日比142円高(+5.15%)の2,899円と、2023年8月15日につけた2,836円以来、5ヶ月振りに上場来最高値更新したのである。翌5日、さらに上昇し3,025円と2日連続で上場来最高値更新したのである。
WDIの株価は、コロナ禍前の2020年1月につけた上場来最高値2,014円からコロナ禍の2024年4月に1,136円まで大きく下落したが、コロナ禍規制が緩和されるにつれ徐々に回復、2023年1月には3年振りに上場来最高値更新し、その後もじわりじわりと上昇し続けたのである。8月以降株価は横這いが続いた中、年末からIR情報もないなか株価が急上昇し、新年早々上場来最高値更新したのである。2024年3月期の予想配当利回りは1月5日の株価ベースで0.41%と低い上にIR情報がないなか、株価急上昇した理由は、推測するに、コロナ禍規制が解除され業績の回復が急ピッチであること、昨今の株主優待ブームと相まって新NISAで購入する人が増えたのかもしれないのである。