恒例の避寒旅行も8泊ではあっという間、ということで帰国なのである。バンコクのスワンナプーム空港に午前7時45分頃到着し、早速、チェンクイン、荷物預けとスムーズに進んだが、セキュリティチェック、入管は多数の旅客で大混雑のため、通過に30分程度かかったのである。セキュリティでは旅客が単に多いだけではなく、全員靴まで検査され、手荷物の半分程度は二次検査(開披検査)が実施されているために時間が掛かっているようなのである。また、入管はと言えば、職員がゆっくり丁寧に審査しているのが時間を要する最大の原因なのであるが、運良く今回は昨年12月に一部運用が始まった自動出国審査レーンを利用できたので、他の人よりは早く通過出来たのである。入管の行列に並ぶと、職員がパスポートを見て振り分けており、日本のパスポートはICチップ搭載ということで自動出国審査レーンを利用できるのである。
因みに、セキュリティチェックに通じるエスカレーターの脇には「FAST TRAC」と表示された、高齢者、乳児同伴者、介護が必要な人、ビジネスクラス以上の旅客などが利用できる便利なレーンがあるが、エスカレーターから見る限りはこちらも多数の旅客が行列しており、多少FASTなだけかもしれないのである。
出国エリアには、プライオリティパスが利用できるラウンジが13箇所もあるが、迂闊にも事前に調べてなかったので、安直に搭乗ゲートにF6に近いFコンコースの付け根にあるミラクルファーストクラスラウンジを利用したのである。一応、タイ料理、サンドイッチなどの軽食、サラダ、カットフルーツ、ソフトドリンク、ミネラルウォーター、酒類、コーヒー、デザートなど一通り揃っているのであるが、小さいラウンジということで、軽食類の種類が少ないのが欠点かもなのである。
ということで、ご主人は、カフェモカ、カウトム(タイのおかゆ)、カットフルーツ、ミニロールケーキを楽しんだのである。