GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

モスフードサービスから2024年3月期の株主優待と定時株主総会招集通知が届いたのである

株主優待

 6月6日、モスフードサービス(8153)から、2024年3月期の株主優待と定時株主総会招集通知が届いたのである。モスフードサービス株主優待は、次の「株主優待券送付のご案内」のとおり3月・9月末、保有期間、保有株数に応じて、株主優待券(500円券、使用期限2025年3月末)が貰えるのである。そして、2024年3月期から、長期保有者優遇制度が導入され、3年以上・100株以上の保有者に株主優待券が1枚、3年以上・300株以上の保有者に株主優待券が2枚追加されるのである。

株主優待券送付のご案内

 株主優待券は、モスバーガー、モスプレミアム、モスドマザーリーフ、カフェ 山と海と太陽、ミアクッチーナ、あえんなどの飲食店と、業務・資本提携をしているミスタードーナツで利用できるのである。そして、モスフードサービス株主優待の特筆する点は、株主優待券をモスカードの「MOSポイント」に交換できるのである。交換手続きは至って簡単、株主優待券の使用期限以内に、モスバーガー及びマザーリーフ(一部店舗を除く)のレジに申し出るだけで、株主優待券1枚500円分⇒500ポイントに交換できるのである。「MOSポイント」は、モスバーガーマザーリーフ(一部店舗を除く)において、商品購入時に1ポイント(1円分)単位でご利用できるのである。しかも、「MOSポイント」の有効期限はMOSポイント交換日または利用日から1年となるので、株主優待券の使用期限を実質的に延長できるのである。もう一つオマケであるが、MOSポイントで支払の際にdポイントカードを提示すれば、dポイント(100円で1ポイント)も貯まるのである。

 2024年3月期定時株主総会において、「インターネットによる事前の議決権行使に対するモスカード進呈のお知らせ」のとおり、6月25日午後5時45分までに、議案の賛否を問わずインターネットで議決権を行使すると、抽選で100名にモスカード(1,000円)が貰えるのである。2023年9月末現在の株主数は45,736人、このうち半分がインターネットで議決権を行使したとすると、当選確率は100/22,868、つまり0.44%程度なので、残念ながら当選する確率は低いのである。

インターネットによる事前の議決権行使に対するモスカード進呈のお知らせ

 5月15日に発表された2024年3月期決算短信によれば、売上高930億円(前期比9.4%増)、営業利益41百万円(同102倍)、経常利益43億円(同12.3倍)、純利益25億円(前期純損失317百万円)、1株当たり利益83.45円(前期-10.31円)、配当は28円(前期28円)、配当性向33.6%、純資産配当率1.7%(前期1.8%)と漸く黒字転換したのである。2025年3月期通期業績予想は、売上高940億円(前期比1.0%増)、営業利益42.5億円(同1.5%増)、経常利益44.5億円(同1.3%増)、純利益26.5億円(同3.0%増)、1株当たり利益85.91円、配当予想30円(配当性向34.9%)が見込まれているのである。2022 年5月 13 日に公表された中期経営計画(2023 年3月期~2025 年3月期)からは下方修正された点について、モスフードサービスは、「人材不足や物件獲得に関する競争環境激化に加えて、建築費高騰など当社を取り巻く事業環境が計画当初より大きく変化し、この度、国内の出店戦略の一部見直しをいたしました。お客様へのサービス品質を維持し従業員の適切な労働環境を守るため、年間の新規出店目標を50店舗から35店舗へと変更いたしました。」と説明しているのである。