6月9日、モスフードサービス(8153)から、2022年3月期の株主優待券と定時株主総会招集通知が届いたのである。モスフードサービスの株主優待は、次の「株主優待券送付のご案内」のとおり3月末、9月末、保有株数に応じて、株主優待券(500円券、使用期限2023年3月末)が貰えるのである。
株主優待券は、モスバーガー、モスプレミアム、モスド、マザーリーフ、カフェ 山と海と太陽、ミアクッチーナ、あえん、シェフズブイなどの飲食店と、業務・資本提携をしているミスタードーナツで利用できるのである。そして、モスフードサービスの株主優待の特筆する点は、株主優待券をモスカードの「MOSポイント」に交換できるのである。交換手続きは至って簡単、株主優待券の使用期限以内に、モスバーガー及びマザーリーフ(一部店舗を除く)のレジにて申し出るだけで、株主優待券1枚500円分⇒500ポイントに交換できるのである。「MOSポイント」は、モスバーガー、マザーリーフ(一部店舗を除く)において、商品購入時に1ポイント(1円分)単位でご利用できるのである。しかも、「MOSポイント」の有効期限はMOSポイント交換日または利用日から1年となるので、株主優待券の使用期限を実質的に延長できるのである。さらに、モスカードをモスカードプログラム(詳細は2022年2月25日参照)に登録すれば、年間(4月~3月)の来店回数、購入金額に応じてブロンズ、シルバー、ゴールドのランクが付与され、ランクに応じて各種特典が提供されるのである。
5月13日に発表された2022年3月期決算短信によれば、売上高784億円(前期比9.0%増)、営業利益34億円(同144.2%増)、経常利益36億円(同154.6%増)、純利益34億円(同243.0%増)、1株当たり利益110.91円(前期32.34円)、配当は株主総会決議事項なので確定はしていないが創業50周年記念配当2円を含む28円(前期22円)が見込まれ、増収・増益・増配なのであるが、純利益にはコロナ禍の時短営業等助成金12億円が含まれるため、手放しには喜べないのである。2023年3月期業績予想は、売上高850億円(前期比8.4%増)、営業利益33億円(同5.0%減)、経常利益34億円(同6.4%減)、純利益20億円(同41.5%減)、1株当たり利益64.86円と、時短営業等助成金がなくなるので、減益となるが、配当予想28円は2022年3月期と同額を維持する見込みなのである。
最後に、モスバーガーのお得な「あじさいレシートクーポン」の紹介なのである。6月10日(金)から14日(火)まで、モスバーガーで商品(金額に関係なし)を購入すると、100円引きクーポンの付いたレシート(あじさいレシートクーポン)が貰えるのである。このあじさいレシートクーポンは、6月15日(水)から7月10日(日)まで、500円以上の商品を購入する際に100円引きで購入できるのである。さらに、あじさいレシートクーポンを利用すると、6月15日(水)から7月18日(月)まで、100円引きで利用できる「また来てねクーポン」が貰えるのである。