GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

エスケーエレクトロニクスから2024年9月期通期業績予想の下方修正が発表されたのである

 8月13日、エスケーエレクトロニクス(6677)から、2024年9月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高196億31百万円(前年同期比6.6%減)、営業利益22億65百万円(同39.1%減)、経常利益23億88百万円(同35.1%減)、純利益17億43百万円(同27.4%減)、1株当たり利益167.93円(前年同期231.39円)と、減収・減益なのである。その要因は、メイン事業である大型フォトマスク事業で、韓国市場においては、スマートフォンやIT製品向けに有機ELパネル用の需要が増加したものの、中国市場においては、スマートフォン向けに液晶パネル用の需要が減少しましたことが挙げられるのである。

 このような低調な業績を受け、同日、エスケーエレクトロニクスから、2024年9月期通期業績予想と配当予想の下方修正が発表されたのである。売上高301億円⇒266億円(前期比5.4%減)、営業利益52億円⇒33億円(同20.9%減)、経常利益52億円⇒34.5億円(同31.0%減)、純利益35億円⇒24.5億円(同27.6%減)、1株当たり利益337.05円⇒235.93円(前期325.964円)と、減収・減益なのである。下方修正の理由について、エスケーエレクトロニクスは、「大型フォトマスク事業において、第3四半期からフォトマスク需要は増加し、特に有機ELパネル用ではスマートフォン、IT製品向けに活況となりました。しかしながらパネル開発案件の遅延等が発生したこと 及び今後の事業環境の見通しに照らし、公表しております2024年9月期通期連結業績予想および通期個別業績予想を修正いたします。」と説明しているのである。また、通期業績予想の下方修正に伴い、配当予想は株主還元方針に基づく配当性向50%に従い、167円⇒117円(前期162円)と、大きく下方修正されたのである。