GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ヒューリックから2023年12月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである

 10月27日、ヒューリック(3003)から、2023年12月期第3四半期決算短信、2023年12月期の「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。

 第3四半期決算短信によれば、売上高2,785億円(前年同期比30.2%減)、営業利益909億円(同17.7%増)、経常利益835億円(同9.8%増)、純利益586億円(同20.6%増)、1株当たり利益77.14円(前年同期63.93円)と、減収(前期大型売却案件あり)ながらも利益面はいずれも好調だったのである。これを受け、「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」によれば、2023年12月期通期業績予想は、売上高未定⇒4,700億円(前期比10.2%減)、営業利益1,400億円⇒1,430億円(同13.3%増)、経常利益1,320億円⇒1,340億円(同8.7%増)、純利益865億円⇒900億円(同13.7%増)、1株当たり利益113.68円⇒118.28円(前期104.00円)と、いずれも上方修正されたのである。この修正の理由について、ヒューリックは「予測が困難として記載しておりませんでした2023年12月期の営業収益(売上高)について、直近の業績動向を踏まえて予想をお知らせいたします。また、「高品質の賃貸ポートフォリオ構築」のため、当社の保有方針に合致しない物件の売却を進めたところ、精査の結果、営業利益以下全ての段階利益の見通しを上方修正いたしました。これにより、全ての利益項目において過去最高益を更新する見通しです。」と説明しているのである。

 また、通期業績予想の上方修正を受け、期末配当予想は23円⇒25円(前期22円)と上方修正され、通期配当予想は46円⇒48円(前期42円)となったのである。増配理由について、ヒューリックは「当社は、株主への適切な利益還元を経営課題と位置付け、安定した配当の継続を基本方針としつつ業績動向を踏まえた配当を行なうことを重視し、現中期計画において配当性向40%以上を目標としております。当期の期末配当予想としては、上記の通り親会社株主に帰属する当期純利益の見通しを上方修正したことから、普通配当として当初予想から2.0円増額の25.0円とさせていただく予定です。」と説明しているのである。