8月19日13時半頃、セブン&アイHDの株価が、ストップ高となる前日比400円高(+22.71%)の2,161円と急騰したのである。急騰の理由は、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けたと報道され、今後の交渉進展への思惑から買い注文が集中したのである。この報道について、セブン&アイHDは、「当社が、アリマンタシォン・クシュタール社より内密に、法的拘束力のない初期的な買収提案を受けていることは事実であり」と事実関係を認めたのである。
今後の対応について、セブン&アイHDは、「当該提案を検討するために当社取締役会において取締役会議長であるスティーブン・ヘイズ・デイカスを委員長とし、独立社外取締役のみにより構成される特別委員会を組成しております。株主の皆様をはじめとする当社ステークホルダーの利益の最大化を図る義務を果たすべく、特別委員会は、当該提案を当社のスタンドアローン計画及び当社の企業価値を向上させる他の選択肢とともに、慎重かつ網羅的に、しかし速やかに検討し、その後当社としてアリマンタシォン・クシュタール社に返答する予定です。なお、当社取締役会及び特別委員会は、アリマンタシォン・クシュタール社からの提案を受け入れ若しくは拒否するか、同社と議論を開始するか、又は代替的取引を進めるかに関し決定しておりません。」と説明しているのである。
ご主人は、セブン&アイHDの株を保有していないが、義姉が保有しているので一応フォローしているのである。義姉がセブン&アイHDを購入した経緯は、8月4日(日)夜、義姉からセブン&アイHDを購入したい話があったので、ご主人から、8月5日に株価が急落するので購入するのは良い機会であると回答したのである。
似たような事例では、住商が保有しているティーガイア株をアメリカのファンドに売却するのではという憶測記事が流れた6月24日、株価は急騰し、それから約2ヶ月が経過し株価は約2倍になったが、未だに真相は不明なのである。