ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、配当実績と配当予想の合計で492万円(前月比30万円増、前年同月比45万円増)と目標達成目前なのである。4月は、2・3月期決算企業の今期配当予想、増配(U-NEXT HD、ヤマダHD、三機工業、大和工業、Oneリート投資法人、GLP投資法人)、購入(ビーウィズ、大和工業)により増加し、2023年を1割程度上回るペースなのである。今後、3月期決算短信の発表により今期実績と次期配当予想により大勢が判明するのである。
ポートフォリオの時価総額は191百万円(前月末比-1.46%)と2ヶ月振りに減少、TPOIX(-0.92%)は下回ったが、日経平均株価(-4.86%)に対し2ヶ月連続上回ったのである。その大きな要因は、日経平均株価が3月22日にピークを付けて以降その下落に釣られて、また3月末の権利落ちもあり、全体的にマイナスが目立っているのである。
組入比率の順位では、2023年12月から14位、12位、10位そして3月8位と株価上昇に伴い順位を上げていたU-NEXT HDが、株価急騰の反動か3月分の上昇を帳消しにする下落で8位から11位に大きく下がったのである。三菱HCキャピタルは-4.51%と下落し9位から10位と下げている一方、大和工業は-1.23%ではあるが100株購入し10位から7位へ上昇なのである。
個別のプラス要因は、通期業績予想の上方修正、配当予想の上方修正が発表された三機工業、決算と次期予想が評価されたSFP HD、クリエイト・レストランツHD、3月上旬を底に反転上昇したJリート、などの値上りが貢献しているのである。騰落率トップの白銅については、IR情報もないなか考えられるのは銅市況(ドルベース)の上昇と円安で在庫評価が上振れると推理している投資家が多いのかもしれないのである。
年初来高値更新は、4月は17社(三機工業、アルペン、ノエビアHD、ニチリン、FPG、イオン北海道、白銅、前澤化成工業、芙蓉総合リース、ヤマダHD、ホットランド、吉野家HD、イエローハット、毎日コムネット、スターアジア不動産投資法人、投資法人みらい、スターツプロシード投資法人)と3月の27社から大きく減少したのである。また、上場来最高値更新したのは、ニチリン、FPG、芙蓉総合リース、計3社と3月の14社から激減なのである。
個別のマイナス要因は、今期の通期業績予想と配当予想が期待されたほどでなかったと評価された吉野家HD、SBIリーシングサービス、急騰の反動落と見られるU-NEXT HD、株主優待導入発表直後の急騰からの反動落と見られるビーウィズ、この他、3月期末の配当と株主優待の権利落ちとなった3月期決算企業の下落が目立ったているのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 11.01% 騰落率 -3.79%
2位② ノエビアHD 比率 5.46% 騰落率 -0.19%
3位③ FPG 比率 4.63% 騰落率 +2.41%
4位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 4.28% 騰落率 +0.69%
5位⑤ ソフトバンク 比率 3.56% 騰落率 -2.05%
6位⑥ サムティレジデンシャル投資法人 比率 3.18% 騰落率 -0.09%
7位⑩ 大和工業 比率 3.11% 騰落率 -1.23%
8位⑦ スターアジア不動産投資法人 比率 3.06% 騰落率 +4.06%
9位⑪ レーサム 比率 2.67% 騰落率 +1.39%
10位⑨ 三菱HCキャピタル 比率 2.62% 騰落率 -4.51%
現金 比率 5.63%
月間騰落率ベスト5
1位 白銅 +11.29%
2位 SFP HD +5.22%
3位 スターアジア不動産投資法人 +4.06%
4位 三機工業 +3.74%
5位 クリエイト・レストランツHD +3.62%
月間騰落率ワースト5
1位 ビーウィズ -17.17%
2位 U-NEXT HD -16.51%
3位 吉野家HD -15.18%
4位 東京鐵鋼 -11.74%
5位 SBIリーシングサービス -11.33%