ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、配当実績と配当予想の合計で616万円(前月比6万円増、前年同月比73万円増)と順調に増加し、目標達成が確実となったのである。前月比増加の要因は、増配(GLP投資法人、白銅、すかいらーく、日本リート投資法人、スターアジア不動産投資法人)、減配(エスケーエレクトロニクス)、購入(エスケーエレクトロニクス、FPG)によるものである。
ポートフォリオの時価総額は187百万円(前月末比-3.67%)と3ヶ月振りに減少し、TPOIX(-2.92%)、日経平均株価(-1.16%)をやや下回ったのである。やはり、8月5日の史上最大の下落幅からの回復が不十分、特に組入比率上位の1位共立メンテナンス(-17.88%)、3位FPG(-10.61%)、4位タカラレーベン不動産投資法人(-5.81%)などの下落の影響が大きいのである。また、8月5日に、FPG、レーサムを購入したこともあり、組入比率の順位は、レーサムが11位から8位へ上昇、U-NEXT HDは、イングランド・プレミアムリーグの独占配信が評価されたのか、円高による海外コンテンツの調達費用の下落が期待されたのか、大きく値上り、10位から7位へ躍進したのである。前月7位だった大和工業(-9.12%)は円高が嫌気されたのか大きく下落順位を11位まで落としたのである。
個別のプラス要因は、2四半期決算短信が評価されたすかいらーくHD(+8.16%)、バリューHR(+6.41%)、ヒューリック(+2.38%)と、第3四半期決算短信が評価されたU-NEXT HD(+9.69%)、アビスト(+6.15%)、円高による輸入調達コストの低減が評価されたイオン(+6.23%)などが挙げられるのである。
年初来高値更新は、史上最大の下落幅の爪跡は大きく、8月は8社(アルペン、ティーガイア、淀川製鋼所、バリューHR、アビスト、イオン、イオンモール、U-NEXT HD)と、7月22社、6月16社から大きく減少し、上場来最高値更新も、4社(ティーガイア、淀川製鋼所、U-NEXT HD、イオン)と7月の12社から大きく減少なのである。
個別のマイナス要因は、通期業績予想と配当予想の下方修正があったエスケーエレクトロニクス、半導体商社のトーメンデバイス、8月の権利落ちのサイゼリヤ、ジェイグループHD、SFP HD、リンガーハット、Oneリート不動産投資法人、タカラレーベン不動産投資法人、などの下落が目立っているのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 7.98% 騰落率 -17.88%
2位② ノエビアHD 比率 6.05% 騰落率 -2.41%
3位③ FPG 比率 5.63% 騰落率 -10.61%
4位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 4.01% 騰落率 -5.81%
5位⑤ ソフトバンク 比率 3.80% 騰落率 +3.72%
6位⑥ サムティレジデンシャル投資法人 比率 3.07% 騰落率 +0.09%
7位⑩ U-NEXT HD 比率 3.02% 騰落率 +9.69%
8位⑪ レーサム 比率 2.96% 騰落率 -4.11%
9位⑧ スターアジア不動産投資法人 比率 2.78% 騰落率 -3.17%
10位⑨ 三菱HCキャピタル 比率 2.74% 騰落率 -3.85%
現金 比率 4.01%
月間騰落率ベスト5
1位 U-NEXT HD +9.69%
2位 KDDI +8.65%
3位 すかいらーくHD +8.16%
4位 バリューHR +6.41%
5位 イオン +6.23%
月間騰落率ワースト5
1位 共立メンテナンス -17.88%
2位 エスケーエレクトロニクス -15.82%
3位 トーメンデバイス -14.13%
4位 サイゼリヤ -12.09%
5位 王将フードサービス -11.78%