GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

2024年2月のポートフォリオ

 ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、配当実績と配当予想の合計で449万円(前月比20万円増、前年同月比29万円増)なのである。TOB(ローランドディー.ジー.)による減少はあるものの、増配(GSIクレオス、共立メンテナンス、白銅、すかいらーくHD、ニチリン木曽路、ロイヤルHD、吉野家HD、タカラレーベン不動産投資法人、日本リート投資法人)により順当に増加しているだけでなく、購入(芙蓉総合リース、レーサム、毎日コムネット)もあり、TOBベネフィット・ワン)の穴埋めもほぼ完了なのである。今後1月期~3月期決算短信の発表により今期実績と次期配当予想が判明し、さらなる上積みを期待しているのである。

 2月29日現在、ポートフォリオ時価総額は185百万円(前月末比-1.23%)と4ヶ月振りに減少、その大きな要因は1月の上昇の反動落、2月末の権利落ちJリート全般の下落などが挙げられるのである。残念なことに、TOPIX(同+4.89%)、日経平均株価(同+7.94%)のように最近の上昇ブームにまったく乗れていないのである。

 組入比率の順位では、1月3位だったベネフィット・ワンへのTOBが第一生命ホールディングスで決着したことから株式市場で残りを全て売却し、4位以下が順に繰り上がったのである。USEN-NEXT HDは好業績を背景に株価の着実な上昇により12月14位、1月12位、2月10位と着実に順位を上げ、また、追加購入したレーサムも一気に11位に順位を上げたのである。一方、Jリートの投資口価格は全般的に下落基調の上、2月の権利落ちもあり組入比率を下げており、特にトップ10常連だったGLP投資法人は分配金の減少とともに15位と沈んでしまったのである。

 個別のプラス要因は、好調な決算短信、通期業績予想の上方修正、配当予想の上方修正が発表された、東京鐵鋼、GSIクレオス、芙蓉総合リースソフトバンク共立メンテナンスモスフードサービス、白銅、ニチリン、WDI、SBIリーシングサービス、イオン、USEN-NEXT HDなどの値上りが貢献しているのである。この他、昨今の株価上昇を受け取引手数料の増加が見込まれる日本取引所グループ、3月の配当・株主優待の権利を狙っての買いが推測されるオリックスティーガイアオートバックス三機工業などの上昇が目立つのである。

 年初来高値更新は、2月は28社(三機工業ティーガイアニチリン、大和工業、東京鐵鋼、愛知電機ティーエステック、FPG、前澤化成工業、GSIクレオス、木曽路、イオン、芙蓉総合リース芙蓉総合リース、みずほリース、リコーリース、オリックス、NECキャピタルソリューション、レーサム、USEN-NEXT HD、ソフトバンクオートバックスセブン、都築電機、WDI、サンマルクHD、日本取引所グループモスフードサービスSBIリーシングサービス)と1月の35社から少々減少しているものの依然として高水準なのである。また、上場来最高値更新したのは、大和工業、ニチリン、FPG、イオン、芙蓉総合リース、みずほリース、リコーリース、USEN-NEXT HD、ソフトバンク共立メンテナンス、WDI、日本取引所グループ、計12社なのである。

 個別のマイナス要因は、通期業績予想が下方修正された日本製紙、全体的に低調なJリート、2月末権利落ちの外食、小売、タカラレーベン不動産投資法人、GLP投資法人、材料出尽くし感のあるヒューリック、すかいらーくHD、ロイヤルHD、帝国電機製作所、ローソンへのTOBが不安視されるKDDIなどが挙げられる。

 組入比率トップ10(〇数字は前月順位)

  1位① 共立メンテナンス        比率 10.63% 騰落率 +3.98%

  2位② ノエビアHD          比率 5.62% 騰落率 -0.57%

  3位④ タカラレーベン不動産投資法人  比率 4.12% 騰落率 -8.96%

  4位⑤ ソフトバンク          比率 3.72% 騰落率 +0.46%

  5位⑦ FPG             比率 3.60% 騰落率 +11.98%

  6位⑥ サムティレジデンシャル投資法人 比率 3.07% 騰落率 -5.12%

  7位⑧ スターアジア不動産投資法人   比率 2.84% 騰落率 -3.98%

  8位⑨ 三菱HCキャピタル       比率 2.73% 騰落率 -1.71%

  9位⑩ 大和工業            比率 2.70% 騰落率 +1.57%

  10位⑫ USEN-NEXT HD        比率 2.45% 騰落率 +5.57%

                  現金 比率 8.33% 

 月間騰落率ベスト5

  1位 日本取引所グループ  +19.18%

  2位 FPG        +11.98%

  3位 オリックス      +9.36%

  4位 ティーガイア     +6.30%

  5位 東京鐵鋼       +6.14%

 月間騰落率ワースト5

  1位 日本製紙           -16.90%

  2位 ジェイグループHD      -10.42%

  3位 GLP投資法人        -9.72%

  4位 すかいらーくHD       -9.44%

  5位 タカラレーベン不動産投資法人 -8.96%