12月6日、(4008)から2025年3月期第2四半期の株主優待と中間配当(100円)が届いたのである。住友精化の株主優待は、3月・9月末、100株以上を半年以上保有する株主に、一律QUOカード1,000円分なのである。因みに、金額の多寡は別にして、年2回QUOカードの株主優待を実施しているのは少数派で、ご主人のポートフォリオでは、QUOカードの親会社であるティーガイア(3738)がTOBに伴い株主優待制度を廃止したため、住友精化1社のみとなったのである。
11月11日に発表された2025年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高739億7千5百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益49億5百万円(同29.8%増)、経常利益47億2千8百万円(同11.7%増)、利益33億2千9百万円(同16.2%増)、1株当たり利益250.32円(前年同期212.34円)、中間配当100円(前年同期100円)と、増収・増益なのである。その要因は、主力事業である吸水性樹脂の中国での販売増加などによるものなのである。
2025年3月期通期業績予想に修正はなく、売上高1,470億円(前期比2.8%増)、営業利益100億円(同4.9%増)、経常利益100億円(同2.4%減)、純利益70億円(同13.5%増)、1株当たり利益529.08円と増収・増益を予想しており、配当予想200円(期末配当100円)が見込まれているのである。