吉野家、はなまる、京樽等を運営する吉野家ホールディングス(証券コード9861)から8月末権利の株主優待券(食事優待券、有効期限は2021年11月末まで)が届いたのである。吉野家の株主優待は、2月末、8月末の2回、株主優待券(300円券)である。
100株以上 10枚(3,000円相当)
1,000株以上 20枚(6,000円相当)
2,000株以上 40枚(12,000円相当)
10月9日に公表された2021年2月期の中間決算(8月末)によると、売上高82億円(前年同期比23.4%減)、純利益57億円の赤字、中間配当は無配なのである。コロナ禍、テイクアウト、デリバリーの売上げは増えたものの、休業、営業時間の短縮の影響大という結果なのでやむを得ないのである。さらに残念なことに、通期の予想も赤字、そして期末の配当については未定となっているのである。
そして、当面は客数が回復しない前提で、売上高10%減で利益が出せる事業構造の構築を図るという目標を掲げ、コスト削減、販売単価の引上げに取り組んでいくとのことである。