6月10日、サンマルクホールディングス(証券コード3395)から、2021年3月期の株主優待カードと株主総会招集通知が届いたのである。サンマルクホールディングスは、サンマルクカフェ、ベーカリーレストラン・サンマルク、生麺工房 鎌倉パスタ、すし処函館市場など多数のブランドを展開しており、株主優待は、3月末、100株以上保有の株主に、自社グループ直営店及びフランチャイズ店全店にて飲食料金が20%引き(すし処函館市場は10%引き)となる、1年間有効(7月から翌年6月まで)の株主優待カードなのである(販売コーナー商品は対象外)。
因みに、今年の株主優待カードはやや薄い青色なのであるが、株主優待カードの色は毎年異なっており、最近は微妙な色が続いているのである。
2021年3月期決算は、売上高439億円(前期比36.2%減)、経常損失36億円(前期経常利益43億円)、純損失80億円(前期純利益14億円)とコロナ禍に大苦戦したのである。1株当たり378.39円の損失からもその苦戦振りが分かるのであるが、期末配当は22円、第2四半期末の22円と合わせて年間44円(前期は62円)と財務体力を見せたのである。
2022年3月期業績予想は、売上高540億円(前期比22.8%増)、経常利益34億円、純利益11億円、1株当たり利益52.67円、配当予想は44円(前期と同じ)を見込でいるのである。