12月6日、共立メンテナンス(9616)から2022年3月期第2四半期の株主優待と配当が届いたのである。共立メンテナンスの株主優待は、次のとおり3月末、9月末、保有株数、保有期間に応じて、グループ会社が運営するドーミーイン、リゾートホテル、外食店舗などで使える株主優待割引券(有効期間7ヶ月)、及びリゾートホテルが割引価格で利用できるリゾートホテル優待券(有効期間7ヶ月)が貰えるのである。
株主優待割引券はグループ会社が運営する、学生会館、社員寮、リゾートホテル、ドーミーイン、スパ、研修センター、高齢者向け住宅、地方自治体からの受託施設、通販サイト「共立トラスト NET SHOP」(共立トラスト)、外食店舗(一期一会グループ)、提携外食店舗(共英グループ)と、幅広く利用できるのである。
リゾートホテル優待券を利用すれば株主用ホテル施設料金表のとおり通常料金よりも割安(ご主人の印象では2割引き程度)に利用でき、しかも株主用に別途部屋を確保しているので予約はとりやすいのである。予約方法は株主専用フリーコールに電話し予約をとるのであるが、土日祝日は休み、平日も日中のみと平日忙しい人には使いにくいのが少々欠点である。宿泊当日は、リゾートホテル優待券を忘れないことと、支払いは株主優待割引券でもクレジットカードでも可能なのである。
また、外食店舗では、次のとおり株主優待券使用を条件に、株主限定の宴会メニュー、ドリンク・料理無料サービスなどを提供しているのである。
11月9日に発表された2022年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高は67,713百万円(前年同期比20.4%増)、営業損失5,619百万円(前年同期営業損失4,486百万円)、経常損失5,230百万円(前年同期経常損失4,486百万円の損失)、純損失4,076百万円(前年同期純損失7,856百万円)、配当10円と、前年同期に比し改善はしているものの、コロナ禍相変わらず苦戦が続いているのである。
また、同日下方修正が発表された2022年3月期業績予想は、売上高1,730億円(前期比42.6%増)、営業利益は20億円、経常利益は19億円、純利益は1億円とかろうじて黒字転換が見込まれ、配当予想は10円、第2四半期と合わせて年間20円と前期と同額が見込まれているのである。とはいえ、オミクロン株が世界的に蔓延し始めており、ご主人は今後も苦戦が続きそうと危惧しているのである。