GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ジェイグループホールディングスから株主優待御食事券の使用制限の撤廃が発表されたのである

 10月7日、芋蔵等の居酒屋、猿Caféなど多業態を展開しているジェイグループホールディングス(3063)から、「株主優待御食事券の使用制限の撤廃に関するお知らせ」が発表されたのである。ジェイグループホールディングスの株主優待食事券は、芋蔵、ほっこり、博多かわ屋、サーモンパンチ、吟醸マグロ、名古屋めし食堂丸八、うな匠、猿Café、Mou Mou Caféなど75業態128店舗(2022年2月末日現在)で利用できるのであるが、12月のディナー営業時間帯(17:00以降)と金曜日のディナー営業時間帯(17:00以降)に利用できない制限があったが、「株主優待御食事券の使用制限の撤廃に関するお知らせ」のとおり、この制限が10月7日から撤廃され、いつでも利用できるようになったのである。

株主優待御食事券の使用制限の撤廃に関するお知らせ(抜粋)

 この変更の理由については何の説明もないが、コロナ禍からの業績回復が鈍いこと、株主優待食事券の利便性を高め長期保有の個人株主を増やすことによりリーピーターを増やすこと、そして株価の底上げに繋げるという意図が読み取れるのである。

 最後に、同日発表された2023年2月期第2四半期決算短信によれば、売上高3,582百万円(前年同期比154.2%増)、営業損失670百万円(前年同期営業損失1,050百万円)、経常損失612百万円(前年同期経常損失1,091百万円)、純損失166百万円(前年同期純損失310百万円)と、前年同期に比べればいずれも改善はしているものの、依然損失が発生し大苦戦しているのである。

 2023年2月期通期業績予想は、売上高10,442百万円(前期比122.0%増)、営業利益107百万円(前期営業損失1,888百万円)、経常利益28百万円(前期経常損失1,900百万円)、純利益8百万円(前期純損失602百万円)、1株当たり利益0.87円、配当予想未定と、利益面は黒字転換を予想するものの相変わらず厳しいものなのである。