12月23日、不動産ファンド事業とリースファンド事業を展開するFPG(7148)から、2021年9月期の株主優待と配当が届いたのである。そして、今年最後の株主優待と配当なのである。FPGの株主優待は、次のとおり保有株数と保有期間に応じて、UCギフトカードが貰えるのである。
UCギフトカードは、百貨店、スーパーマーケット、家電量販店、ドラッグストア、ホームセンター、スポーツ用品店、ショッピングセンターなど、幅広く使えるのである。なお、長期保有株主優待制度を採用しているのは評価できるが、1年以上保有しなければならないのは、少々ハードルが高いのである。
2021年9月期決算短信によれば、売上高14,924百万円(前期比17.4%増)、営業利益5,233百万円(同178.5%増)、経常利益5,148百万円(同199.4%増)、純利益2,946百万円(同159.4%増)、配当18.5円(前期11.5円)と、増収・増益となったものの、コロナ禍による航空機リース事業の低迷により、コロナ禍前の2019年9月期に遠く及ばないのである。
2022年9月期業績予想は、売上高410億円、営業利益54億円、経常利益56億円、純利益37億円と増収・増益を予想し、配当は22円が見込まれているのであるが、利益はコロナ禍前に遠く及ばないのである。なお、2022年9月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、2022年9月期業績予想は、当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前年同期比及び対前年度比増減率は記載されていないのである。
2021年9月期の株主総会の議決権の行使について、株主名簿管理人が三井住友信託銀行証券代行部ということで、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権の行使後に、アンケートにご協力頂いた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内があるのである。ということで、お得に聡いご主人はスマート行使とアンケートに回答したのである。結果は株主総会開催月(12月)の翌々月末頃、つまり2月末頃に結果が判明するのである。因みに、ご主人と奥様は、今年、今回を含めてスマート行使を計15回行ったが、これまで結果が判明している12回はすべてハズレ、残るノエビアとFPGは来年2月末に結果が判明するのである。