1月14日、マックスバリュ西日本(8287)から1月31日開催の臨時株主総会招集通知が届いたのである。重要な議題は四国最大のチェーンストアである株式会社フジ(8278)との統合(株式交換契約)なのである。株式の交換比率は1:1なのである。
今後の経営統合の具体的なプロセスは、2022年3月1日に、フジを持株会社と事業会社に分割し、持株会社フジは、マックスバリュ西日本と株式交換を行い、事業会社(フジ・リテイリング)とマックスバリュ西日本を子会社とする持株会社体制へ移行するのである。持株会社フジは東京証券取引所市場第一部への上場を維持し、マックスバリュ西日本は上場廃止となるのである。なお、持株会社フジはイオンの連結子会社となる。そして2024年3月に、持株会社フジ、フジ・リテイリング、マックスバリュ西日本の3社が合併し、新会社を設立するのである。
ご主人の今後の関心事は、株主優待制度がどうなるかということなのである。マックスバリュ西日本とフジの株主優待制度は次のとおりであるが、フジの株主優待は年2回の上、保有株数に応じて細かい内容、そして長期保有株主優待制度(お米)と手厚いのである。ということで、財務的な負担が小さいメリットも考慮され、マックスバリュ西日本の株主優待と同様の内容になるのではないか、そして選択肢の中に四国の特産品が追加されると予想しているのである。