1月は、世界的に新型コロナ(オミクロン型)の大流行、そして国内も新規感染者数が急増(第6波)、アメリカ市場はインフレ(金利上昇)、金融緩和縮小・利上げを意識して低調だったが、2月に入ったということだけではないであろうが、TOPIX(前週比+2.86%)、日経平均株価(前週比+2.70%)とも久々に上昇に転じたのである。
ご主人のポートフォリオも5週間ぶりにプラスに転じたものの、昨年急上昇したベネフィット・ワンが今週も下げ止まらず下落したこと(ほぼ1年前の水準)もあり、僅か+0.24%なのである。今週のトピックスは、コロナ禍からの回復しつつあるFPGから2022年9月期通期業績予想の上方修正・増配の発表、銀だこを展開しているホットランドから2021年12月期通期業績予想の上方修正の発表、ロイヤルホスト等を展開しているロイヤルホールディングスから2021年12月期通期業績予想の上方修正(それでも利益はいずれも赤字)の発表と少し明るい話題なのである。
今週のプラス要因は、FPG(7148)+36.37%、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)+15.05%、USEN-NEXTホールディングス(9418)14.22%、アルペン(3028)11.25%、クリエイト・レストランツ・ホールディングス+9.63%、ぴあ(4337)+9.32%など、1月低調だった銘柄が大きく上昇したなのである。
マイナス要因は、昨年好調だったベネフィット・ワン(2412)-10.15%と下げ止まりを見せず、GLP投資法人(3281)-2.90%などである。
株主優待・配当重視、長期保有の投資方針のご主人は予測できない株価の上げ下げそのものにあまり気にしていないが、投資方針に影響を与える企業が開示する配当予想や業績の修正は気になり、FPGの上方修正・増配には喜んでいるのである。FPGの増配、新たに購入した日本製紙のおかげで現時点での2022年の予想配当総額(源泉徴収前)は487万円(前週比+3万円)と、目標の500万円にまた少し近づいたのである。