4月7日、マックスバリュ関東、マルエツ、カスミを運営するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(3222)から、2022年2月期決算短信が発表されたのである。営業収益7,164億円(前期比2.4%減)、営業利益121億円(同36.4%減)、経常利益124億円(同35.8%減)、純利益53億円(同39.2%減)、1株当たり利益41.89円(前期68.97円)、配当16円(前期18円)と、巣籠り需要の剥落もあり減収・減益なのである。やはり、利益率が低いので、売上が少し減るだけでも、それ以上に利益が減るという体質と、閉店に伴う特別損失の計上が影響しているのである。
2023年2月期業績予想は、営業収益7,210億円(前期比1.1%増)、営業利益150億円(前期比23.4%増)、経常利益151億60百万円(前期比21.5%増)、純利益60億円(前期比11.6%増)、1株当たり利益46.76円、年間配当予想18円が見込まれているのである。なお、2023年2月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を新規適用する予定であり、その結果、次期業績予想における営業収益は、これまでの計上方法と比較して、約40億円減少する見込みなのである。
因みに、翌8日の株価は1,141円(+5.65%)と上昇したのは、2023年2月期の増益予想を評価したのか、2円の増配予想を評価したのか・・・よく分からないのである。