6月2日、芋蔵等の居酒屋、猿Caféなど多業態を展開しているジェイグループホールディングス(3063)から、2022年2月期の株主優待が届いたのである。
ジェイグループホールディングスの株主優待は、2月末、8月末、保有株式数に応じた株主食事優待券(有効期限1年)なのである。ジェイグループホールディングスは、2022年3月に創業25周年を迎え、今年2月末、8月末の通常の株主優待に併せて、次のとおり記念株主優待として食事券が保有株式数に応じ追加されることになったのである。
株主優待食事券は、芋蔵、ほっこり、博多かわ屋、サーモンパンチ、吟醸マグロ、名古屋めし食堂丸八、うな匠、猿Café、Mou Mou Caféなど75業態128店舗(2022年2月末日現在)で利用できるのである。注意点は、12月のディナー営業時間帯(17:00以降)と金曜日のディナー営業時間帯(17:00以降)に、株主優待食事券が利用できないのである。 因みに、ご主人のお気に入りは、うな庄のうな重、ひつまぶしで、早速うな庄にお出かけしたのである。
近くに店舗が無い株主には、代替商品の案内のとおり、株主食事優待券を返送することにより、代替商品(コーヒー、さつまあげセット、黒豚セット、カタログギフト)と交換できるのである。
最後に、4月8日に発表された2022年2月期決算短信によれば、売上高4,703百万円(前期比29.8%減)、営業損失1,888百万円(前期営業損失1,543百万円)、経常損失1,900百万円(前期経常損失1,465百万円)と、コロナ禍による休業、時短営業の影響を強く受けたのである。また、特別利益として雇用調整助成金や休業協力金等の助成金収入2,559百万円があったものの、特別損失として営業自粛期間における店舗運営にかかる固定費等1,133百万円により、純損失602百万円(前期純損失2,352百万円)、3期連続純損失と苦戦が続いており、配当は無配(前期1.5円)なのである。なお、2023年2月期業績予想は未定となっていることについて、Jグループホールディングスは、「現在、新型コロナウイルスの第6波の影響により、適正かつ合理的な業績予想の判断が困難なことから未定としておりますが、現在精査中であり、今後、合理的な予想可能となった時点で速やかに公表します。」と説明しているのである。