3月31日、ロイヤルホスト、てんや、リッチモンドホテル、機内食事業などを展開して いるロイヤルホールディングス(8179)から、2021年12月期の株主優待券と配当(5円)が届いたのである。ロイヤルホールディングスの株主優待は、12月末、6月末、保有株数に応じて、ロイヤルホストなどで使える株主優待券(額面500円、有効期限1年)が貰えるのである。
100株以上 1枚、 500株以上 10枚、 1,000株以上 24枚
株主優待券を使用できるお店は、ロイヤルホスト、カウボーイ家族、てんや、シズラー、ラッキーロッキーチキン、ロイヤルガーデンカフェ、カフェクロワッサン、などたくさんあるほか、空港内・高速道路SAのレストラン、リッチモンドホテルでも使えるのである。ロイヤルホストは少々高めの値段設定なのと、投資効率を考えても1,000株保有するのがオススメなのである。また、ロイヤルホストのアプリ会員になり、本人と家族(計4人まで)の誕生日を登録すれば、誕生月にロイヤルホストまたはカウボーイ家族使える20%引のクーポンが配信されるのである。
最後に、2月14日に発表された2021年12月期決算短信によれば、売上高83,975百万円(前年同期比0.4%減)、営業損失7,366百万円(前年同期営業損失19,269百万円)、経常損失4,498百万円(前年同期経常損失19,855百万円)、純損失2,873百万円(27,532百万円)と、前期よりは赤字幅は縮小したものの、その実態は、2,873百万円の特別利益(投資有価証券売却益1,877百万円、持分変動利益519百万円など)、時短協力金等54億円、1,042百万円の特別損失(固定資産の減損損失643百万円、固定資産除売却損302百万円など)が計上されていることからも分かるように、コロナ禍からの回復にはほど遠いのである。
また、2022年12月期業績予想は、売上高104,000百万円(前期比23.8%増)、営業利益2,800百万円、経常利益1,500百万円、純利益400百万円、1株当たり利益0.24円と、かろうじて黒字確保の見込であるが、新型コロナウイルスの影響はまだまだ見通せないということで、配当予想は未定なのである。