11月14日、24時間営業で有名な磯丸水産を運営しているSFPホールディングス(3198)から、2023年2月期第2四半期の株主優待と配当(10円)が届いたのである。SFPホールディングスの株主優待は、次のとおり、2月末、8月末、保有株数に応じた食事券(1,000円券、有効期限は半年)なのである。
株主優待券は、とりよし、鳥良商店、磯丸水産、磯丸水産食堂、きづなすし、鉄板二百℃、いち五郎、玉川、BISTRO ISOMARU、ホームベース、五の五、浜焼ドラゴン、鳥平ちゃん、とろたく、等々200店舗以上で利用できるのである。また、親会社であるクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)の株主優待券も同時に使用できるが、逆、つまりSFPホールディングスの株主優待券はクリエイト・レストランツ・ホールディングス傘下のブランドでは使用できないのは少々残念なのである。投資効率で言えば、家族で100株ずつ保有するのが最も効率的なのである。
2022年2月期第2四半期決算短信によれば、売上高10,129百万円(前年同期比204.5%増)、営業損失948百万円(前年同期営業損失5,109百万円)、経常利益1,236百万円(前年同期比9.8%増)、純利益801百万円(前年同期比10.2%減)、1株当たり利益31.09円(前年同期34.64円)、中間配当10円(前期中間配当無配)と、売上高は大きく伸びたもののコロナ禍前の2020年2月期第2四半期の半分程度で、相変わらずコロナ禍に大苦戦し営業赤字なのである。しかしながら、新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金及び時短協力金等2,052百万円のおかげで、経常利益、純利益を計上しているのである。
また、2023年2月期通期業績予想は、売上高24,500百万円(前期比135.5%増)、営業利益300百万円、経常利益2,200百万円(前期比0.1%減)、純利益1,700百万円(前期比2.6%減)、1株当たり利益65.92円、年間配当予想20円(期末10円)と復活途上なのである。