１月29日、ジェイグループホールディングス（3063）から、「通期連結業績予想の修正（上方修正）及び 配当予想の修正（復配）に関するお知らせ」により、2024年2月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである。売上高10,000百万円⇒10,350百万円（前期比29.2％増）、営業利益160百万円⇒250百万円（前期営業損失1,032百万円）、経常利益140百万円⇒200百万円（前期経常損失901百万円）、純利益130百万円⇒150百万円（前期純損失549百万円）、1株当たり利益11.13円⇒12.76円（前期-57.70円）と、いずれも上方修正されたのである。上方修正の理由について、ジェイグループホールディングスは、「経済活動が順調に回復基調になり、年末年始の需要も高まりました。 また、物価高、エネルギー価格の上昇などの影響はあるものの、既存店舗のリニューアル、新業態の開発、生産性の向上や本社費用の削減などに取り組んだことにより収益性も向上しました。 これらを踏まえ、2024年２月期通期連結業績予想につきましても、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する連結当期純利益が、2023年10月10日に公表した業績予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上方修正いたします。」と説明しているのである。
また、通期業績予想の上方修正を受け、2024年2月期の配当予想も、未定⇒3円（前期無配）と復配となったのである。復配の理由について、ジェイグループホールディングスは、「新型コロナウィルス感染症の影響により配当予想については未定としておりましたが、2024 年２月期通期連結業績予想や財務状況等を総合的に勘案した結果、期末配当につきましては、普通配当１円50銭と連結営業利益が過去最高益となる予想のため特別配当1円50銭の合計１株当たり３円00銭の配当とさせていただきます」と説明しているのである。
因みに、翌30日の株価は、一時前日比27円高（+4.01％）の700円と上昇し、昨年来高値更新したのである。
