5月27日、リンガーハット(8200)から2022年2月期の株主優待(食事優待券)と期末配当(5円)が届いたのである。リンガーハットの株主優待は、次のとおり、2月末、8月末の2回、保有株数に応じて、リンガーハット、濱かつ、とんかつ大學などで利用できる食事優待券(550円券、有効期限2023年1月末)である。加えて長期保有株主優待制度が導入されており、2月末、3年以上の長期保有者は追加の食事優待券が貰えるのである。
今回の株主優待で新しいことは、同封されていた「株主優待券に関する重要なお知らせ」のとおり、食事優待券の偽造品が出回っているということで、偽造防止のためにホログラムが導入された点なのである。スキャンした画像では分かりにくいが、優待券の右から1/4の辺りにホログラムが縦に入っているのである。
ということで、今回ご主人は3年以上1,000株保有なので25枚(13,750円相当)+4枚(2,200円相当)なのである。なお、近所にリンガーハットの店舗がない株主には、食事優待券で交換できる次のようなギフト商品も用意されているのである。
最後に、4月14日に発表された2022年2月期決算短信によれば、売上高339億円(前期比0.4%減)、営業損失14億円(前期営業損失54億円)、経常利益19億円(前期経常損失55億円)、純利益9億円(純損失87億円)、1株当たり利益37.11円(前期-351.31円)、配当5円(前期無配)と、相変わらずコロナ禍に苦戦し、営業時短協力金等を補助金収入37億円のおかげで経常利益、純利益が計上できているのである。
また、2023年2月期業績予想は、売上高397億円(前期比18.9%増)、営業利益7億円、経常利益3億円(前期比52.2%減)、純利益2億円、1株当たり利益9.44円、配当予想8円なのである。営業黒字に転換し、営業時短協力金等が無くても何とか利益を計上できるのは明るい兆しではあるが、コロナ禍からの復活は道半ばなのである。