GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ロイヤルホールディングスから株主優待券が届いたのである

株主優待


 9月16日、ロイヤルホスト、天丼てんや、リッチモンドホテル機内食事業を展開しているロイヤルホールディングス(8179)から、2022年12月期第2四半期の株主優待券が届いたのである。ロイヤルホールディングス株主優待は、次のとおり、12月末、6月末、保有株数に応じて株主優待券(500円、有効期限1年)が貰えるのである。ロイヤルホールディングスは、コロナ禍の影響をモロに受け無配に転落しているが、従来から第2四半期は配当が無いのである。

株主優待制度

 株主優待券を使用できるお店は、ロイヤルホスト、カウボーイ家族、天丼てんや、シズラー、カフェクロワッサン、などたくさんあるほか、空港内のレストラン、リッチモンドホテルでも使えるのである。ロイヤルホストは他のファミレスに比べ少々高めの値段設定なのと、投資効率を考えても1,000株保有するのがオススメなのである。また、ロイヤルホストのアプリ会員になり、本人と家族(計4人まで)の誕生日を登録すれば、誕生月にロイヤルホストまたはカウボーイ家族使える20%引のクーポンが配信されるのである。つまり20%引きのクーポンを利用すれば、24,000円の株主優待券で実質的に3万円分の食事ができるのでお得なのである。さらに、随時配信される個々のメニューの割引クーポンを利用すれば一層お得なのである。

 最後に、8月10日に発表された2022年12月期第2四半期決算短信によれば、売上高473億円(前年同期比22.5%増)、営業損失7億円(同営業損失52億円)、経常損失4億円(同経常損失50億円)、純損失6億円(同純損失31億円)、1株当たり利益-180052円(前年同期-80.23円)と、コロナ禍から回復しつつあるとはいえ、時短・休業補償金12億円があっても黒字転換できず苦戦しているのである。2019年まではインバウンド需要を享受していた外食、ホテル、機内食、そして空港・SAのレストランなどの事業が、逆にコロナ禍の影響をもろに受けることになってしまったのである。

 また、8月5日に発表された2022年12月期業績予想の修正によれば、売上高1,040億円⇒1,020億円、営業利益28億円⇒17億円、経常利益15億円⇒変わらず、純利益4億円⇒変わらず、1株当たり利益0.22円⇒1.60円と下方修正されたが、かろうじて黒字確保の見込なのである。また、配当予想については未定となっているのである。修正理由について、ロイヤルホールディングスは、「当該期間の連結業績予想につきましては、足元の「BA.5株」の流行による感染拡大第7波の影響に伴い、7月以降における既存事業の売上高は対2019年比で9割弱の水準に留まると想定しております。加えて、原材料費や光熱費の高騰による影響を勘案した結果、売上高、営業利益は前回発表予想を下回るものの、助成金収入の増加や持分法投資損益の改善により、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想から増減しない見通しとしております。」と説明しているのである。つまり、コロナ禍の影響が残るうえに、インフレの影響により、見通しは明るくないのである。