7月15日、AFC-HDアムスライフサイエンス(2927)から、2022年8月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高16,692百万円、営業利益682百万円、経常利益987百万円、純利益535百万円、1株当たり利益38.12円(前年同期97.89円)となったのである。今期より新収益認識基準を適用しているため前年同期比が算出されていないが、端的に言えば売上は増加したが利益が半減と苦戦しているのである。その要因は、新たに加わった連結子会社2社が、営業時短休業助成金等があるものの、新型コロナウイルス感染症による影響を受け、百貨店のさいか屋(8254)は営業損失129百万円、飲食事業のなすびは営業損失298百万円を計上しただけでなく、販管費そのものが前年同期の27億円から46億円と増加したことが大きいのである(理由不明)。今期の配当予想は30円と前期より2.5円増配見込みではあるが、株主優待改悪により、1,000株保有のご主人は今期商品引換券1万円分が減少しているので、釣り合わないのである。やはり業績悪化を見越して、株主優待を改悪したのではと疑ってしまうのである。
2022年8月期業績予想は変更なく、売上高225億円、営業利益10億円、経常利益13億円純利益6.5億円、1株当たり利益46.34円、期末配当予想15円なのである。