GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

共立メンテナンス 祝! 上場来最高値更新

 10月12日、ビジネスホテルのドーミーイン、リゾートホテルなどを運営している共立メンテナンス(9616)の株価は後場に6,430円と、2018年6月18日につけた6,370円以来4年ぶりに、上場来最高値更新したのである。2018年といえば、コロナ禍前で、入国旅客数年間4千万人を目標に、入国旅客が毎年過去最高を記録し、インバウンド需要が盛り上がっていた時期なのである。

 なぜ、共立メンテナンスの株価が好調かといえば、ひとえにコロナ禍の規制が徐々に緩和され、10月11日には全国旅行支援が始まり、また、入国旅客の1日当たりの上限5万人が廃止され無制限に入国できることになったことから、今後、国内旅行客・外国人旅客の増加が予想され、必然的に業績回復が期待できる思惑で買いが集まったのである。コロナ禍を経て利益が出やすい企業体質に変わりつつあるとはいえ、内外の観光客がコロナ禍前と同程度まで復活するのにはまだまだ時間がかかると思われるのに、つまり、「withコロナ」で復活途上にもかかわらず株価だけはコロナ禍前の水準にまで復活するとは、金融緩和による余ったお金が金利上昇に伴い行き場を求めて観光関連銘柄に殺到しているのである。

共立メンテナンス 祝! 上場来最高値更新