コロナ禍も3年、当初は日本を含め各国は厳しい水際措置をとってきたが、今や海外ではワクチン接種証明書または渡航前のＰＣＲ検査陰性証明書を条件に入国時の隔離措置が不要という国が増え、さらにはこれらの証明も不要という国も増えてきたのである。日本もワクチン接種3回以上を条件に日本渡航前72時間以内のＰＣＲ検査陰性証明が不要・入国時検査不要・隔離措置不要となり、海外旅行のハードルが下がってきたのである。ということで、ご主人は3年振りの海外旅行、タイ旅行を計画し始めたのである。
ということで、コロナ禍での水際措置についてなのである。2022年10月1日から、タイ入国時の規制が緩和され、（1）タイ入国時のワクチン接種証明書又はＰＣＲ陰性証明書の提示は不要となり、（2）日本を含むビザ免除国／地域からの渡航者の滞在可能期間を30日から45日に延長（2023年3月末までの措置）されたのである。また、タイ国内における感染対策が緩和され、）マスク着用は混雑した場所や換気の悪い場所において推奨されるが、義務ではなくなったのである。
日本入国時の規制については、3回以上のワクチン接種証明書または出国前72時間以内の検査陰性証明書をいずれも提示できない場合は、検疫法に基づき原則として日本への上陸が認められないのである。さらに、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港、那覇空港、つまり大規模空港に限定はされているが、入国時には、Visit Japan Web（入国手続き「検疫」、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができるサービス）の登録・利用も必要となるのである。
Visit Japan Webは名前のとおりアプリではなく、Web上手続きができるサービスなのである。利用方法は、①メールアドレスで新規アカウント作成を行い、ログイン、②利用者情報の登録（同伴家族も登録できる）、③入国スケジュールの登録、④検疫・税関申告の情報登録、以上を日本の空港到着までに完了させ、⑤空港の検疫・税関手続でVisit Japan Web のＱＲコード表示するのである。
新規アカウント作成時に登録するパスワードの条件は、英大文字、英小文字、数字、記号の4種類を使用し、10桁以上となっているのである。利用者情報の登録項目は、国籍、氏名、生年月日、パスポート番号、住所、電話番号なのである。検疫手続事前登録では、帰国予定日・フライトを登録し、ワクチン接種証明書または出国前72時間以内の検査陰性証明書をアップロードするのである。
入国審査については、日本人と再入国の外国人は何もないのである。
税関申告については、従来の紙ベースの内容と同様なので、それぞれの質問に回答し、必要な情報を入力するのである。
ワクチン接種証明書を利用する場合には、①～④の手続きを日本出発前に完了し、修正が必要ならば帰国便に搭乗する前に修正するのが良さそうなのである。そして、日本到着時に検疫・税関手続でＱＲコード表示するだけのである（入国審査では何もする必要はない）。
ということで、ご主人は、早速、アカウント作成、利用者情報登録、入国スケジュールの登録、検疫手続き・税関申告の必要な情報を登録したのである。
