退職後、閑散期に頻繁に旅行を考えていたご主人にとって、コロナ禍の3年は我慢の3年間であったのである。今回のバンコク旅行は、前回の2019年12月29日から2020年1月7日のバンコク旅行以来、実に3年ぶりのバンコク旅行なのである。
便利なことに、ホテルの隣には2018年からミシュランのビルグルマンに輝く、クイティアオ専門店ルンルアンが朝から夕方まで営業しているのである。店舗は写真のとおり、古い建物に典型的な街の食堂という雰囲気、昼ご飯時には近所で働く人や観光客で行列ができ、またデリバリー(GRAB、LINEMAN)のバイクが何台も停車して、大混雑なのである。
メニューは写真のとおり、麺6種類、トッピング4種類、スープ4種類、サイズ(麺の量)3種類を選ぶ方式なので、理論上は6×4×4×3=288通りとなるのである。お値段はS60バーツ、M70バーツ、L80バーツとシンプルな価格設定で、しかも他の街の食堂と変わらぬ価格なのである。タイのビルグルマンの条件は1,000バーツ以下なので、価格ははるかに下回っているが、ビルグルマンたる所以は、やはりその美味しさ、出汁なの美味しさなのである。
ご主人は、繁忙時は避けておやつ代わりに食べており、麺は中華麺か米粉麺(センレック)、トッピングは魚介の練り物、豚出汁のスープ、Sサイズというパターンが多いのである。