退職後、閑散期に頻繁に旅行を考えていたご主人にとって、コロナ禍の3年は我慢の3年間であったのである。今回のバンコク旅行は、前回の2019年12月29日から2020年1月7日のバンコク旅行以来、実に3年ぶりのバンコク旅行なのである。
旅行中に美味しいものを食べるのは、旅行の醍醐味の一つであるが、美味しく食べるにはやはり空腹に勝るものはないということで、ご主人はゴルフが無いときはできるだけ歩くようにしているのである。そしてバンコクの変化を感じるようにしているのであるが、今回はコロナ禍による影響は随所に見られ、ショッピングモールの店子の撤退、あるいはコロナ禍を利用してリノベーション工事をしている箇所が非常に多いのである。そして、街中では、自転車通勤、ジョギングの人が目立つようになり、自転車、スポーツ用品、キャンプ用品を販売するお店や、ホームセンターなど、新しい消費傾向も垣間見えるのである。
また、以前は野良犬がそこかしこに昼寝していたが、今回はほぼ見かけず、逆に野良猫がかなり目についたのである。バンコク在住者によれば、政策的に野良犬を捕獲し、動物愛護センターのようなところで保護しているそうなのである。そして、猫を飼う家庭が増えているという話があり、また、街中にペット用品のお店がかなり目立ってきていることからも裏付けられるのである。ということで、飼っている猫が逃げ出したのか、飼い主が捨てたのか、それとも両方なのかもしれないのである。街中には屋台が多数出店しているので、店主、あるいはお客からおこぼれを頂戴しているのかもしれないのである。
いつものことであるが、ご主人はバンコクでも猫を見かけるとすぐ声をかけ、写真のとおりタイのシャム猫を早速手懐けたのである。シャム猫は性格的に人懐っこく、この猫は首輪のようなものをしているのでどこかの飼い猫なのかもしれないが、随分警戒心もなく、ご主人のナデナデに蕩けているようなのである。