GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

バリューHRから10年連続増配の2022年12月期決算短信が発表されたのである

 2月14日、バリューHR(6078)から、好調な2022年12月期決算短信が発表されたのである。決算短信によれば、売上高6,168百万円(前期比11.6%増)、営業利益1,194百万円(同18.3%増)、経常利益1,312百万円(同32.7%増)、純利益880百万円(同32.9%増)、1株当たり利益33.58円(前期27.64円)、配当18円(前期12.5円)と、増収・増益・増配なのである。好業績の理由について、バリューHRは、「新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が増加した結果、主にシステム利用料、健診事務代行サービスの処理件数、ならびに特定保健指導件数が増加いたしました。また、健康保険組合の新規設立支援ならびに既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。 経年に亘り継続してきたオペレーションの業務改善の結果による生産性向上を実現し、売上高営業利益率19.4%(前年同期比1.1pt増)となりました。特に健診結果入力代行業務では、当連結会計年度では過去最高の月間処理件数を実現し、売上高の増加と労務費の削減に寄与いたしました。」と説明しているのである。

 2023年12月期業績予想は、売上高71.2億円(前期比15.4%増)、営業利益14.3億円(同19.8%増)、経常利益13.88億円(同5.7%増)、純利益9.13億円(同3.7%増)、1株当たり利益34.26円、配当予想20円と、引続き増収・増益・増配を予想しているのである。因みに、2012年無配の後、2013年からの配当(株式分割調整後)は、1.56円、1.88円、3.75円、4.44円、5円、6円、8.25円、8.75円、12.25円、そして2022年18円と10年連続の増配実績、2023年12月期配当予想20円なので11年連続増配の見込みなのである。

 因みに、2月15日の株価(終値)は1,671円、PER48.10倍、PBR7.79倍と少々過大評価されているのは、引続き高い成長が期待できるということと推測されるのである。しかしながら、グロース系の株は、成長が止まった時の株価の反動落リスクは要注意で、早い時期に投資することが重要なのである。バリューHRの株式時価総額は445億円、ご主人は、1株当たり225円で購入しているので、つまり時価総額100億円にも届かない時期に目を付けているのである。