GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

スターアジア不動産投資法人から第14期の分配金と資産運用報告が届いたのである

 4月17日、スターアジア不動産投資法人(3468)から、第14期(2022年8月~2023年1月)の分配金(1,491円)と資産運用報告が届いたのである。スターアジア不動産投資法人は、スターアジアグループをスポンサーとし、2016年4月上場、2020年8月にさくら総合リート投資法人を吸収合併し、また、公募増資(直近は2022年8月、3物件を購入)も随時実施して資産規模を拡大したのであるが、資産規模1,948億円(2023年1月末現在)は61リート中41位、時価総額1,081億円(2023年4月21日現在)42位と、まだまだ下位なのである。投資方針は東京圏中心(70%以上)に大都市圏へ集中し、オフィス、住居、商業施設、ホテル、物流施設に分散投資する総合のリートなのである。投資物件は100億円未満の中規模を対象としており、一番大きいと言っても取得価格112億円の成信ビルなのである。

 さくら総合リート投資法人を吸収合併した2020年8月以降の分配金の推移を見ると、2021年1月期(第10期)が1,676円、その後、1,462円、1,478円、1,476円、2023年1月期(第14期)1,491円、次期以降の分配金予想も、2023年7月期1,552円、2024年1月期1,513円と安定しており、また、稀少な1月/7月決算期のリートであり、ご主人は非常にありがたいと思っているのである。

 スターアジア不動産投資法人の4月21日の投資口価格(終値)55,600円、2023年7月期と2024年1月期の予想分配金は計3,065円なので予想分配金利回りは5.51%と、61リートのうち9位、NAV倍率(NAV倍率とは、不動産を時価評価した純資産価値に対する投資口価格の割安度を表す指標、株式におけるPBR(株価純資産倍率)に似た指標。NAV倍率が低い程割安と言える。)は0.98で37位と、どちらの指標からも少々人気薄で割安に評価されているのである。

 因みに、ご主人は、スターアジア不動産投資法人とさくら総合投資リート投資法人を購入しているので少々複雑なのであるが、1口当たり46,684円、今後1年間の予想分配金3,065円なので、予想投資利回りは6.57%と高い水準なのである。

決算ハイライト(第14期資産運用報告)