クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)の株価は、2022年1月頃を底にジワジワと上昇、そして9月4日前場、前日比32円高(+2.68%)の1,224円と、コロナ禍直前の2020年1月16日につけた1,206円以来、3年8ヶ月ぶりに上場来最高値更新したのである。終値は上場来最高値と同じ1,224円で引けたのである。さらに翌5日、1,232円と再度上場来最高値更新したのである。
第2四半期の権利日を通過したばかりなのに上場来最高値更新した要因については、コロナ禍からの回復が背景にはあると思われるが、直近にIR情報が開示されたわけでもないのではっきりは分からないのであるが、強いて挙げるならば、子会社のSFPホールディングス(3198)の株価が、前場で前日比115円高(+4.79%)の2,518円と上昇したことなのである。しかしながら、SFPホールディングスの株価上昇の要因も不明であり、強いて挙げるなら少々古いが8月22日に発表された「自己株式の公開買付けの結果及び取得終了に関するお知らせ」で、発行済み株式の11.63%(300万株)を取得した旨が公表されたことなのである。発行済み株式の11.63%はインパクトが大きいはずであるが、翌23日のSFPホールディングスの株価は前日比23円安と、まったく反応しなかったのであるので、今頃なぜの疑問は拭えないのである。
因みに、SFPホールディングスの上場来最高値は、コロナ禍直前の2020年1月14日につけた2,580円、上場来最高値更新が射程に入ったのである。