1月15日、すかいらーくホールディングス(3197)の株価は前日比62.5円高(+2.71%)の2,382.5円と、2023年11月2日につけた2,347円以来約2ヶ月ぶりに上場来最高値更新し、翌16日2,531円、18日2,541.5円とさらに上場来最高値更新したのである。
すかいらーくホールディングスの株価は、コロナ禍直前の2019年12月につけた上場来最高値2,244円の後、コロナ禍の2020年4月には1,350円まで落ち込み、その後一進一退が続いていたが、コロナ禍の規制緩和とともに復活、2023年11月2日は2,347円と上場来高値更新したのである。2023年12月期の権利落ち日の12月28日2,033.5円を底に急上昇、1月4日から16日まで8連騰となったのである。この間、毎月のIRレポートでもこの1年は売上高、来店客数も順調に伸びている以外注目すべきIR情報はないのに株価が上昇した要因は、株主優待を実施している外食の権利落ちを狙った新NISA口座の買いなのかもしれないのである。
1月17日の株価(終値)2,521円ベースで見ると、PER143.40倍、PBR3.54倍、予想配当利回り0.24%と割高感どころか過熱感さえあることから、コロナ禍からの完全復活を期待しているのかもしれないが、2023年12月期決算短信次第なのである。