今週は、TOPIX(前週比+0.51%)、日経平均株価(前週比+0.23%)とも4週連続の上昇ではあるが、僅かな上昇にとどまったのである。アメリカ市場に大きく影響を受け、月曜日から木曜日は上昇したものの、木曜日のアメリカ市場の下落を受けて翌金曜日は大きく下落して月曜日から木曜日の上昇をほぼ帳消ししたのである。
ご主人のポートフォリオは-0.61%と4週間振りに下落、しかもTOPIX、日経平均株価均を大きく後れを取ってしまったのである。その要因は、底を打ったかと思ったベネフィット・ワンがまた-8.53%と大きく下落したのと、イオングループの下落が目立つのである。引続き明るい兆しなのが、コロナ禍で苦戦していた外食、観光関係、リース業などが上昇、年初来高値更新が17社にものぼるのである。
今週の主なプラス要因は、ジャパンインベストメントアドバイザー+11.65%、ニチリン+3.29%、JFEホールディングス+3.24%、GSIクレオス+3.22%、クリエイト・レストランツ・ホールディングス+3.21%などである。主なマイナス要因は、ベネフィット・ワン-8.53%、木曽路-4.94%、トーメンデバイス-2.92%、イオン-2.70%、USMH-2.42%、MV東海-2.37%などである。
今週のトピックスは、遅ればせながら6月2日に発表された王将フードサービスの月次売上高(速報版)なのである。王将フードサービスによると、5月の直営全店売上高は73億84百万円(前年同月比120.3%)、既存店売上高は70億55百万円(前年同月比117.6%)と、前年同月比で大幅増収、しかもコロナ禍前の2019年同月と比較しても大幅な増収(111.3%)、そして5月としてだけでなく、単月としても創業以来過去最高売上なのである。大幅な増収と理由について、王将フードサービスは、「テイクアウト・デリバリー売上を高い水準で維持しつつ、店内飲食による売上が前年同月比151.0%と、コロナ禍前の水準にまで大きく伸ばせたことが大きな要因です。」と説明しているのである。。上場来最高値更新したのは3週連続のサムティレジデンシャル投資法人なのである。年初来高値更新したのは、吉野家ホールディングス、GSIクレオス、リンガーハット、三機工業、ケーヨー、ジャパンインベストメントアドバイザー、三菱HCキャピタル、タカラレーベン・インフラ投資法人、2週連続のすかいらーくホールディングス、コメダホールディングス、スターツプロシード投資法人、3週連続の王将フードサービス、SFPホールディングス、ノエビアホールディングス、4週連続のクリエイト・レストランツ・ホールディングス、ロイヤルホールディングス、共立メンテナンス、計17社と前週の9社を上回り大賑わいなのである。